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Japanese Top Page > カウアイ島ガイド > カウアイ島マップ > 西エリア > カララウ

カララウ -Kalalau-

カララウは、カウアイ島の中でも特に感動的な美しい眺めの場所。
カウアイ島にいらしたら、そして特にワイメア・キャニオンにいらしたら、是非ともご覧になっていただきたい。
本物のカウアイを、そしてハワイを感じることができる、そんな素晴らしい場所だ。


カウアイ島のリフエ空港から45分程、50号線(Kaumualii Highway)を西へ走るとWaimea(ワイメア)の町がある。町の中央から右に入るWaimea Canyon Drive(ワイメア・キャニオン道路)をワイメア渓谷へと上って行く。25分程走ると、太平洋のグランド・キャ二オンと呼ばれるワイメア渓谷の展望台に着く。
 
さて、それだけで満足して山を下りて来てしまう人もいるが、実は素晴らしい場所はこの先にある。
10分程更に先に行くと Kokee Museum(コケエ博物館)があり、ギフトショップやレストランなどもある。 そこを通り過ぎると、Kalalau Valley(カララウ谷)が見渡せるカララウ展望台がある。


絶景のカララウなのだが、通常のバスなどによるカウアイ島観光ツアーでは、残念ながら行くことができない。
 
カララウ展望台の先のPuu O Kila(プウ・オ・キラ)展望台では、更に素晴らしい景色を眺めることができる。
その先には、トレイルが続いている。
かなりデコボコしてはいるが、普通の方なら歩ける状態なので、コンディションが良ければ気をつけて少しだけ歩いてみると面白い。
歩くに従って違った角度からの谷を眺められ、素晴らしい景色を楽しむことができる。
尚、トレイルにはレールなどないので、道の端を歩かないこと。写真を撮る時にも充分にご注意を。

少し歩いてみて、もうこれくらいで良いかなと思えば、そこで引き返せば良いし、もっと行ってみようと思えば更にカララウ谷に沿って歩いてみればよい。


尚、カララウやワイメア・キャニオンのあるこのKokee(コケエ)地区は、コケエ州立公園となっている。この辺りでは、カウアイ固有種やハワイ固有種の珍しい植物や鳥たちを見ることができる。
各国からの研究家や専門家たちが訪れる、非常に貴重なそして興味深い場所である。


<ご案内>
カララウ・プウオキラ、こちらの方面の観光やトレッキングなどは、Splash of Kauai アクティビティ内
得々タクシーチャーター・カウアイ島観光】をご利用ください。


<お知らせ>

ワイメアキャニオン・カララウ・プウオキラ展望台・コケエ地区への入場では、駐車料金が車1台につき$10となっています。(2019年より)


ワイメア・キャニオンと同様に、カララウでも雲がかかったり霧がたち込めていれば美しい景色を見ることはできない。


山の天候なので、一瞬のうちに辺りの様子が一変してしまうこともある。 ワイアレアレの方から谷に霧が下りてくると、あっと言う間に谷を覆ってしまうこともある。そして反対に、立ち込めていた霧が短時間で晴れてくることもあるので、すぐには諦めないこと。ミュージアムや他の場所を見学してまたやって来ると、霧が晴れていて景色を見ることができるということもよくある。


道路の終点のプウ・オ・キラ展望台の先からは、カララウの谷に添って先程お話ししたトレイルが出ている。そこを少し行くと、ワイアレアレの方向へ右手に曲がるトレイルが現れる。
そのトレイルは、しばらく行くと他のトレイルと合流する。ひとつはAlakai Swamp(アラカイ湿地帯)を通り、霧が出ていなければ北側のハナレイなどを遠くに見下ろすことのできるKilohana(キロハナ )へと続く。難所の多いトレイルで、危険な場所でもある。


カウアイ島にはたくさんのトレイルがあるが、特にこのコケエ地区には多くのトレッキング・コースがある。しかしお話ししたこのトレイルなどは特殊なもので、困難なトレッキングにも慣れたごく一部の方には大丈夫だが、誰にでもというものではない。踏み入ることもできないような、ひどいコンディションの時も多い。


湿地帯の中のトレイルでは木のボードが張られてある場所もあり、霧が立ち込めていたり雨が降っていなければ、その上を快適に歩くことができる時もある。しかし、問題はそれ以外の場所で、時には道は深いぬかるみとなり、ドロドロの状態となっていることもある。 道などとはとても呼べない足一本がやっと入る程度の深い土の割れ目の中を、木の根っこをつかんだりしながらよじ登り進んで行く場所もある。特に濡れている場合などには、大変なコンディションとなる。
(トレイルについての細かいご質問は、どうぞナイアまでお尋ねください)


湿地帯では、通常高い木の枝に咲いている花Ohia Lehua(オヒア レフア )が足元のごく小さな木に咲いているなど、いろいろと珍しい光景が見られ面白い。 しかし、こうした場所では天候も変りやすく、真っ白な霧の中(雲の中)や雨の中を歩くことも多い。時には非常に危険なコンディションともなる。この湿地帯の奥深く入って行って道に迷い、ようやく助け出されたというケースもある。時々行方不明になり帰って来ない人たちもいる。


背の高いシダ類の生い茂るジャングル、幻想的な湿地帯、他にはないような珍しい興味深い場所だが、それだけに非常に危険な場所でもある。
この様な所がカウアイ島にあるということを知っていただくだけで嬉しい。


カララウの眺めは実に美しく、心を揺さぶられる。カウアイの風を感じることができる。
 
カララウの谷を違ったアングルから眺め、それぞれの美しさを味わうと素晴らしい。
 
陽光に照らし出された山肌とそれに寄り添う影の帯は、一刻一刻と姿を変え、心に残る素晴らしい表情を見せてくれることだろう・・・

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